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不倫された共依存症の妻

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共依存とは
依存してくる相手に対して依存することを共依存といいます。
その程度が強迫的である場合、共依存症という病的なものになります。

依存症は特定の対象に対して強迫的なまでに依存する状態ですが、その特定の対象を嗜癖(しへき・アディクション)といいます。
嗜癖はアルコールや薬物のような物だけでなく、人間関係においても成立します。
幼児期に親の愛を受けることができなかった、親に見捨てられたなどのトラウマによって
共依存症は引き起こされます。
自分には価値がないと思い込んだり、自分を愛することが難しかったり、他人との間に適切な境界をひくことができなかったりして、健全な人間関係を構築することが困難になります。

健全でない人間関係とは、特定のひとの行動に左右されているにもかかわらず、その人の行動をコントロールしなければならないという強迫観念に基づく人間関係や、逆に相手に支配されることにより人間関係を構築しようとします。
その他にも、自己の存在に否定的であるがために、相手から必要とされることにより
自己の価値観を推し量るといった傾向が強くなります。
いわば必要とされることを必要とします。


次に不倫された共依存症の妻のケースを紹介します。
このケースを恋愛依存症という場合もありますが、その定義と体系化は統一されていません。

不倫された共依存症の妻のケース
 結婚して3年近くになる夫婦の事例です。
 
夫は「もの書き」と自称しているが、もの書きで収入を得たことはなく、執筆活動に集中したいといってバイトもしない状態が続いており、 生活費はすべて妻の収入でまかなっている。
資料収集のためといって毎日のように夫は外出するばかりか、一人旅に出かけてしまうこともある。
もちろん、その費用もなんとか妻が捻出している。

妻の言葉
「 初めてカレに会ったときに、いま直木賞に出品する小説を書きあげているところだと伏し目がちに 教えてくれました。
話題が小説の核心部分になると目を輝やかせてジェスチャーを交えて小説の主人公を演じて見せてくれたカレに惹かれたのです。 感受性が豊かで繊細、話術が巧みで、このひとなら小説家としてやがて世にでていくのではないかと期待が膨らんでいきました。カレが成功するまで私が働けば生活はなんとかなると思い…」

周囲の反対を押し切っての結婚だった。
結婚から2年と10カ月、作品はひとつも生まれていない。
本人もあせっているようで、自分はダメな人間だ、生きている価値がないといって彼女に
甘えてくる。そんな夫を愛おしく妻は思っている。
小説が完成しないのは、私のサポートが足りないからだ。
まだまだ私にやれることがある。
作品さえ完成すれば、きっとカレの才能を世間は認めてくれるはず。
このひとは私がいなければ、本当にだめになってしまうと妻は思っている。
 
妻が一生懸命外で働いている間に夫が不倫していることが分かった。
それでも、あれは軽い浮気、かならず私の元に帰ってくる。
浮気は小説を書くためのひとつの材料にすぎないと妻には思えてくる。

夫は妻の頭の中で理想化され、妻には現実の夫が見えなくなっています。
このような二人は依存関係にあるといえます。
周囲からは、ヒモのような夫と献身的な妻というふうに映りますが、生活費を稼ごうとしない身勝手な夫は妻に依存し、その状態をサポートする妻は 夫に依存しているのです。
夫に依存されたい、必要とされたいという願望が深層心理に存在し、必要とされることに
最大の価値を見出し精神的安定を得ることができるのです。


二人の依存しあう状態が続いている場合には、夫が不倫しても離婚しないケースが多いでしょう。
不倫相手である女性は、口のうまいカレの本性を見抜いて不倫関係に幕を下ろすことが 賢明です。


  → 不倫 克服法にアプローチ
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